50代の正社員転職/再就職に転職エージェントの使い方

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こんにちは、管理人サイナです。

私たちの世代、会社にそのまま在籍するか、

心機一転、転職して新しい環境で能力を発揮するか。

悩みますよね。

今の制度では60歳過ぎたら年収が減額かぁ。
役職はなくなったとはいえ、
ほとんど今までと同じ仕事なのに

なにか納得できませんよね。

あるいは、

今の会社でやりたいことはしつくしたから
他の場所で新しい仲間と仕事をしたいなぁ

とも思うこともあります。

この記事はこんな方におススメです

?50代で転職が不安な方
?雇用延長で65歳までは安泰だが、60歳以降減収になる方
?今の環境をリセットして新しい環境で経験を生かしたい方

今の状態(会社に所属)を維持しながら、転職活動できます。

50代で転職できるの?

50代
50代

50代に就職先の需要なんて
あるんだろうか。

あります!

転職エージェントのカウンセラーの方によると

ここ2・3年でシニア採用は増えているとのことです

50代の武器

・業界や職種について深い知識
・組織をマネジメントする能力
・仕事で培った経験

採用する企業の評価や紹介される案件によっては

収入アップも期待できます。

50代の転職がきびしいと言われるワケ

50代の採用を考えるときの企業の心理は

「現社員が年上の新人を部下として受け入れられるか」

それは、やりにくいでしょう。

なので、求人の案件は既存社員を引っ張っていく立場が目立ちます。

中高年に対してのハイクラス求人(年収800万以上クラス)はこんなことから増えています。

ただ、ハイクラス以外になるとデメリット(懸念)もあります。

・収入ダウン

・役職がなくなる

・非正規雇用の可能性

・活躍できる残りの年数が少ない

これが「50代の転職は厳しい」と言われる理由ですね。

≪例≫【年収500万・役職無】の案件
30代Aさんの現状からは「収入アップ」
50代Bさんの現状からは「収入ダウン・役職無」
同じ条件でも感じ方が違います。

50代の転職は、長い期間かかる覚悟が必要です。

面接が複数回、希望年収が高ければ

最終面接はパワーポイントを使って発表などなど

半年近くかかることも珍しくありません。

決まるまで現状維持とし、チャレンジすることが肝心です。

「今日が一番若い日」

もし転職をお考えなら、早めの行動をおすすめします。

転職に成功するための3つのポイント

成功のための3つのポイント

1.自分のスキルの棚卸

2.転職エージェントに登録

3.面接対策

1.自分のスキルの棚卸

細かく書き出してみる。
⇒その中に企業が欲しがっている能力が必ずあるはず!
資格があれば、それも書き出す
資格は大勢の応募者の中から自分にフォーカスされるキーワード

⇒職務経歴の登録は詳しく正確に。

2.複数の転職エージェントに登録

転職エージェントは、就職活動をサポートしてくれるアドバイザーがいる
⇒エージェントごとに強みがあるので、自分の特性に強いところを見つける

たいていの転職エージェントはハイクラスを扱う。
⇒組織をまとめる役職の案件が豊富。(部長経験者、など)

夫の体験談

【追記】夫(57歳)は複数の転職エージェントに登録し、何人ものキャリアカウンセラーの方と面談しています。

ありがたいことに数社ご紹介いただいています。

何人かのカウンセラーの方と面談した夫はずっと
「自分の職務経歴の話とあちらの条件の話を聞く」
で面談を終わっていました。

「ねえねえ、この歳で採用に至る確率とか、どんな人が採用されているか、聞かないの?」不思議に思った私は夫に聞いてみました。

「聞いてない」

あかん…。

もっとグイグイ聞いてもいいのでは?

夫も何度も面談を重ねてコツをつかんだらしく
「明るくはきはきと」
「自分が不安におもうことも質問する」
を昨日のカウンセラーの方との面談で実践しました。

夫は「自分の年で応募して採用されるのか」
「希望年収を下げたほうがいいのか」
「去年取った資格について」
といったことを積極的に明るい口調で話していました。

面談の後「サイナ夫さんに合いそうな応募先を探します」と言って、今日10社ほどメールで紹介してくれました。
いずれもこちらの条件にあうもので、夫は前向きに検討し始めることができています。
職務経歴書の添削もしてくれるとのこと。

カウンセラーの方との面接次第でこんなことも起こるのです

こういうめぐり合わせをひきよせるためにも、
エージェントには複数社登録してくださいね。


⇒50代が登録すべき転職エージェント

3.面接対策

50代の就職活動、面接は重要!

転職エージェントを使って、まずエージェントのキャリアカウンセラーと面談。ここからが面接の始まりです。

業務経歴や希望条件を話すだけでなく

ぜひご自身から質問してみてください。

キャリアカウンセラーへの質問は、

なぜ自分と面談しようと思ったか

そのカウンセラーが抱えている案件の希望の年齢の内訳

自分のスキルや経験の何が企業に対して「売り」になるのか

自分の年代の就職あっせん実績はあるのか

など、きいてみることをおすすめします。

やり取りするうちに、そのキャリアカウンセラーの資質も見えてくると思います。

そこで、

複数の転職エージェントに登録」する意味があります。

キャリアカウンセラーも玉石混合、ピンもキリもいらっしゃいます。

おもしろいのですが、

エージェントが持ちかけてくる紹介先企業は

たいてい同じ企業が含まれています

希望年収・職種でしぼるとそうなるのでしょう。

であれば、もし可能ならば

希望年収に幅をもたせる

職種を「顧問でもいいよ」にしてみる

など、こちらの条件をゆるく設定して話を聞くのもいいでしょう。

やり取りしているうちに

何かいい案件を引き出せるかもしれません。

ここ2・3年でシニア採用は増えているとのことです。

⇒面接対策【自分のことを説明する練習】

転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。 

転職サイトとの違いは、転職活動においてサポートの有無といえます。

転職サイト

転職サイトは、求人情報サイトから自分で検索し応募。

転職エージェント

転職エージェントは、登録すると担当のキャリアアドバイザーまたはキャリアコンサルタントがつき転職案件や相談ができる
(エージェントによってサポート内容は違う)

転職エージェントを使う3つのメリット

50代、転職意欲があってもキビしい就職活動になります。

そこで転職活動のアドバイザーがつく「転職エージェント」を使うのが成功の早道です。

ここ2・3年でシニア採用は増えているとのことです。

転職エージェントを使う3つのメリット

①転職活動において自分の条件とのミスマッチを防ぐ。

②サポートがあるから安心。

③ズバリ、給与アップ案件もあり。

選考状況を知らせてくれるカウンセラーもあり、待つだけの不安が少し減ることもあります。

職務経歴の登録は詳しく正確に。

登録しなくても求人情報を見ることはできます。

登録する大きなメリット

「エージェントからサポート受けられる」
「非公開求人を閲覧できる」

「登録」とは、自己紹介・職務経歴を入力する作業です。

面倒でもここは最初の頑張りどころ!

履歴書を書くイメージです。

ここを詳しくていねいに、たとえば

≪もっている資格≫
≪かかわったプロジェクトの規模や役割 それがわかるキーワード≫

などを書いておくとオファーにつながりやすくなります。

とても時間がかかる作業です。

転職エージェントによっては、登録内容によっては登録審査に通過できないところもあります。

今までの知識や経験の棚卸しをするつもりで書いていきましょう。

資格は有利

資格はご自身の今までの経歴を裏付けるもの

キャリアカウンセラーやスカウトは、募集企業の条件のうち「資格」で求職者を検索し案件を持ってくることがあります。

実際、どこまで知識やスキルがあるのか第3者からははっきりわかりません。

お持ちの資格をみれば、第3者にもある程度あなたのスキルを想像することができます。

もし気になっている資格があれば、就活しつつ資格取得に時間を割くのも一つの手立てです。

今勉強中とアピールすることで

いつまでもブラッシュアップするその姿勢がモチベーションの高い人

と高評価につながることもあります。

アピールポイントがあった方が実際の面接のとき、話のタネにもなります。

資格を取った場合は、すぐプロフィールに追記してくださいね。

自分にあった転職エージェントに登録

転職エージェントにもそれぞれ特色があり、会社によって力を入れているターゲット層があります。

40代以下をターゲットにしたところや自分と異業種専門の転職エージェントに登録しても、情報は得にくいです。

今まで蓄積したノウハウを活かせる職種で探した方が有利です。

なるべくご自身の条件にあうところをみつけて、複数社に登録してください。

転職エージェントはマッチした案件があると連絡がくるケースが多いので、
期間の余裕を持って転職活動をしてください。

50代が使える転職エージェント

業種ごと、地域ごとに強みのある求人エージェントがありますので、

複数社に登録してください。

お持ちの資格や職務経歴をしっかり登録しておくと、条件が合えば案件の案内がスムーズにきます。

できるだけたくさんのカウンセラーと面談してください。

転職活動中の夫によると、リクルートエージェントが一番最初の連絡が早く数も多く来ているとのことです。

JACリクルートメント

https://www.jac-recruitment.jp/

『30代から50代で後悔しない転職を』をモットーに、管理職・技術・専門職の転職のエキスパート。私は知らない会社でしたが、東証一部上場です。

(感想)
東京のみならず、地方の案件も豊富にそろっている。
最初の面談はしっかりした対応で、安心してお任せできる。

 

リクルートエージェント

https://www.r-agent.com/

求人のご紹介や応募書類のアドバイス、企業への条件交渉だけでなく、独自の転職支援サービスを展開。転職の成功率を高めるためのサービスが充実しています。(リクルートエージェントHPより抜粋)

(感想)
サポートは丁寧で、案件も豊富
アドバイザーにより強い案件がある

マイナビ転職エージェント

https://mynavi.agentsearch.jp/

掲載数は5万件以上 非公開求人多数

  • プロの視点でのマッチングサービス
  • 提出書類の添削、面接対策のサポート
  • 入社日、条件等の企業への交渉など
    (マイナビ転職エージェントHPより抜粋)
    キャリアアドバイザーに相談できる

ビズリーチ

https://www.bizreach.jp/

スカウトと求職者を結ぶ転職サービス

有料コースがあることで知られるが、無料コースで十分使える。

(感想)
案件が豊富
様々なエージェント会社から面談希望の連絡が来る。

転機

https://ten-ki.jp/

ハイクラス・エグゼクティブ層に特化した転職支援サービス

機械的なマッチングや、求人案件の大量メール送付は行なっておりません。 求人状況やご経歴によっては、案件のご紹介ができない場合がございますのでご了承ください。(転機HPより抜粋)

(感想)
最初の面接以来、音沙汰無し。
条件の合う案件があるときに連絡がくる様子。

気になる求人があれば問い合わせをする

良い条件のところはすぐ決まってしまう傾向があります。

みつけたらすぐ問い合わせをしたり、行動してください。

もしその求人がうまくいかなくても、その行動履歴は求人エージェントに残り次のオファーにつながることがあります。

面接対策【自分のことを説明する練習】

【面接対策】自分の言葉を正確に相手に理解してもらうよう話すことが重要

50代、普段は部下の説明を受けそれについて助言する立場であったり、

何するにしてもに周囲から忖度されてそれが当たり前になっている自分が少なからずいます。

再就職するにあたり、とりあえずこの扱いはなくなると肝に銘じてください。

今までのようにはいかないことが多いと思いますが、
会社が変わるということは企業風土や文化が変わるということです。

キャリアカウンセラーとでも、企業とでも、面接は重要です。

キャリアカウンセラーへの質問は、

なぜ自分と面談しようと思ったか

そのカウンセラーが抱えている希望の年齢の内訳

自分のスキルや経験の何が企業に対して「売り」になるのか

自分の年代の就職あっせん実績はあるのか

など、きいてみることをおすすめします。

やり取りするうちに、そのキャリアカウンセラーの資質も見えてくると思います。

第一印象は最初の5秒で決まるとも言われます。

声が低くなってきただけ、元気と笑顔でカバーする気持ちで。

いまさらテンション高くなんて無理。

いえいえ、相手は初めて会う人です。

イス取りゲームを自分より若い世代と競うんです。

面接は本当にがんばってください。

そして、相手に「心のあることば」で、きちんとご自身のことが伝えられるように。

気の合う同級生たちと食事をして、

肩書のない自分にもどるのも一つの手だとおもいます。

【面接対策】自分の功績、つよみ、よわみを整理する

今までの職歴を整理して、

得意だった仕事

ほかの人とは違う、じぶんにしか成し遂げられなかった仕事

これは武器になります。

逆に

こんなことで失敗したがそのあとはこう修正して次の失敗を防いだ

などのエピソードも用意しておくといいです。

つい相手に合わせようと「何でもやります!」と言いたくなりますよね。

「何でもやります」ではなく

今までのキャリアや経験で

誰にも負けない分野があるはずです。

ご自身の専門性や得意分野をきちんと主張しましょう。

面接でみられること

〇求める経験・スキルを満たしているか

〇協調性は?

〇意欲

人間性も注意深く見られます。

即戦力として採用されるので募集部署のメンバーとうまくやれるか。

とにかく採用されればいいや、みたいな姿勢は見抜かれます。

相手もあなたを「逃してはいけない人材」か真剣に見きわめようとしています

企業の面接できかれること

自己PR
志望動機について

職務経歴の説明
応募企業での今後の貢献について

退職理由、転職理由
ご自身の強みと弱みについて
成功経験や失敗経験について

他の転職活動について

「あなたを採用すると、こんないいことがある」を伝えることを重点に面接に臨んでください。

まとめ

50代の転職活動は、職場探しのほかにも新しい環境のメンバーを想像して自分をニュートラルにする「きりかえ」がむずかしいと思います。

転職エージェントのアドバイザーと相談しながら進めると、適切なアドバイスがもらえて心細くならずにすみます

私たち世代の就職活動に最短・最速はなく、地道で厳しいです。

あなたらしく、元気はつらつで挑んでください!

この記事がすこしでもあなたの就活のお役に立てれば嬉しいです。

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