こんにちは、管理人サイナです。
私は、55歳で保育士資格を取得した後、保育園で保育補助をしています。
同僚には70歳過ぎた方がいらっしゃいます。
私より後に入社なさいました。
とても元気で聡明な女性です。
私の職場に限ったことではないようで、
保育園で働く方々の40代以降の比率は高いほうだと思います。
特に、働く意欲のある動けるシニア層が
保育士補助で活躍していると思います。
なかなか仕事が見つからない方
お仕事を探している専業主婦の方
保育士資格はないけど保育業界に興味のある方

無資格でも働くことができる為、私の職場には
・薬学部や看護学科の現役大学生が将来の職場で役立つ経験になる
・ずっと専業主婦だったかたが子育て経験を活かして
・シニア(60歳以上)
といろいろな方がいらっしゃいます。
保育士資格があっても
保育補助で採用されれば
「担任を持つ」
「保育の計画を立てる」
といった残業につながるような仕事はしません。
50代60代におススメの保育補助のお仕事!
保育園は大まかに保育所(認可保育園)・認証保育園・認可外保育園の3種類あります。
20人以下でアットホームな園、園庭のある大規模な園等。
民間が運営している園は保育にテーマがあり、絵本の読み聞かせ、英語・リトミック、モンテッソーリ、体操などそれぞれ特色をだしているところが多い印象です。
なので、自分の興味のある園を選ぶこともできます。
働きやすい勤務時間
私の勤務先はフル勤務でも1日4時間~の短時間勤務も、日替わりでこちらの都合にあわせて仕事をすることができます。
週によって働く日数や一日の勤務時間が違っていてもOK。
勤務時間についてとても融通のきく職場なのでこちらとしても助かります。
次月の勤務希望を前月半ばくらいまでに提出するので、大切な予定はあらかじめある程度抑えておいた方が無難です。

一日の流れ
出勤するとその日の人員の配置リストを見て指定されたクラスに入り、お子様のお世話・園内のお掃除・消毒・洗濯物(これは手が空いている人がするので保育士もします)を臨機応変に行っていきます。
園の一日
- 7:30~ 早く登園するお子様の受け入れ(この後お子様たちが続々登園します)
- 9:00~ 朝おやつ
- 9:30~ 課題活動・お散歩
- 11:30 お昼ごはん・お昼寝
- 15:00 起床・おやつ
- 16:00 帰りの会
トイレ
0~2歳児のお子様の個人的お世話で多いのは『手洗い』『オムツ替え』。
特にオムツ替えは遊びの途中やそういう気分じゃないとき、お子様はトイレに行くのをかわいく軽く拒否します。
私、困ります。
そのままでは不衛生だとわかるように説明しても通じません。
ほんとにこ・ま・り・ま・す。
よちよち歩き時代は最終手段のだっこで連れていきますが。
2歳に近くなると2・3人一緒にトイレに連れていきます。
この年齢では1人がイヤというと全員イヤと言い出します。もうビックリです。
(徒党を組むのはこの歳から始まっているのですね)
トイレまで電車ごっこでごまかしながら、とか、
なにかお仕事をたのむ(トイレに○○おいてきてくれるとうれしいな)などなど、
こちらの臨機応変さもきたえられます(笑)
工作
お子様の保育が保育士で足りているときは、別室でお子様の工作用の準備や名札シールを作ります。
結構もくもく系の仕事。
画用紙を花形に大量に切ったり、お子様の作品を画用紙に貼ったり。
私は結構このもくもく工作タイムが好きです。
お食事タイム
お昼ごはんやおやつ、まだまだ自分で上手に食べられないお子様のお手伝いもします。
これがなかなかむずかしい。
離乳食のお子様でも嫌いなものや舌触りの悪いものはベーーっと口から出してしまいます。
それはもっと小さくしてみたり工夫をしてクリア。
自分でスプーンを持って食べ始めるころのお子様に、私は見守っているだけがなかなかできず、ついつい手を貸してしまいます。
自分でできるように見守るって難しい・・・
2歳くらいになると、おしゃべりできます。
お友達とお話ししながら楽しいランチ♪
ただ、食事がすすみません。
ここでも食事をすすめるようなんとな~く気配りします。
お昼寝
お昼ごはんのあとは着替え・トイレ。そして2時間ほどお昼寝タイムです。
なかなか寝ない、寝てくれない…
その子その子にネンネスタイルがありますね。
横向きがいい子、タオルちゅっちゅしながら、人の腕をさわりながら、寝るまでおしゃべり、などなど。
一生懸命寝かしつけるより、ほかのお子様の様子をながめながら寝かしつける方がはやく寝入ってくれるような気がします。
お掃除
保育園では室内の壁ドア床を朝昼ふき掃除で消毒します。
これはこの職場ならではのお仕事だと思います。
一日の最後に掃除機+モップで床全体を掃除。
最初は「えーーー、掃除ですか…」とも思いましたが、結構いいストレッチになります。なにごとも、やるなら前向きに!ですね。
こんな感じで一日が過ぎます。
まとめ
求人サイトには
「子育て経験があれば大丈夫です」
「子供が好きな方歓迎」
とあります。
本当にその通りです。
ただ、お仕事ですから我が子や孫に接する態度とは違います。
保育士の保育方針に沿って、
お子様たちに愛情をたっぷり注ぎながら
園のより良い運営のために縁の下の力持ちに徹することが大事です。
お掃除ばかりでイヤになるかもしれません。
お子様への接し方で不安になるときも。
そんな時は園長にしっかり相談してみてください。
きっと解決策がみつかります。
保育士補助ってだいたいどんな感じか、わかっていただけたらうれしいです♪